形競技
形競技は、2名または2チームの敗者復活を伴う勝ち抜き戦である。
初めの2回戦はJKF指定形から選抜する。
審判は3名(主審1名、副審2名)または5名(主審1名、副審4名)で赤、青の演武の後、勝者が判定される。
引き分けはない。
各競技で異なる形を演武しなければならない。
競技のすすめかた/形競技判定基準/形トーナメント/指定形/第2指定形/形リスト
競技のすすめかた
競技開始時、主審の方から見て右手に赤、左手に青が並ぶ。審判員に立礼後、青は競技場外に一度下がり、赤が演武を開始する。赤の演武終了後、赤は競技場外にさがり、青の演武となる。青が演武終了後、競技者双方とも競技場外に下がり、競技開始時の位置に立つ。その後主審の合図により旗で判定が行われる。競技者はお互いに礼をし、審判員に立礼し退場する。
形競技判定基準
- 本来の意味での形の演武
- 分解の理解度
- 良いタイミング、リズム、スピード、バランス、極め
- 極めに必要な正確で適切な呼吸(むやみに大きい呼吸音はマイナス要因とする)
- 着眼および集中力
- 適切な足の緊張を伴う正確な立ち方
- 腹部の適度な緊張、また腰の上下の動きがないこと
- 演武する流派の基本
- その他、内面的な目に見えないものを評価する
- 外部的な合図なしの団体形における同時性(プラス要因)
- 初めの2回戦において形に変形があった場合、失格となる
- 不適切な形、又は繰り返し同じ形を演武した場合、失格となる
形トーナメント
個人又は団体競技選手数に伴う必要な形数及び種類は、下記の通りである。
選手またはチーム数 | 必要な形数 | 得意形数 | 指定形数 |
---|---|---|---|
65-128 | 7 | 5 | 2 |
33-64 | 6 | 4 | 2 |
17-32 | 5 | 3 | 2 |
9-16 | 4 | 3 | 1 |
5-8 | 3 | 3 | 0 |
4 | 2 | 2 | 0 |
指定形
剛柔 | サイファ、セイパイ |
松涛館 | ジオン、カンクウダイ |
糸東 | バッサイダイ、セイエンチン |
和道 | セイシャン、チントー |
第2指定形
剛柔 | セイサン(十三手)、クルルンファ(久留頓破) |
松涛館 | エンピ(燕飛)、カンクウショウ(観空小) |
糸東 | マツムラローハイ(松村ローハイ)、ニーパイポ(二十八歩) |
和道 | クーシャンクー、ニーセイシ |
形リスト
剛柔
- サンチン
- サイファ
- セイエンチン
- シソーチン
- センセール
- セイサン
- セイパイ
- クルルンファ
- スーパーリンペイ
- テンショー
松涛館
- バッサイ大
- バッサイ小
- 観空大
- 観空小
- テッキ初段
- テッキ2段
- テッキ3段
- 半月
- ジッテ
- エンピ
- 岩鶴
- ジオン
- ソーチン
- 二十四歩
- 五十四歩大
- 五十四歩小
- チンテ
- ウンスー
- 明鏡
- ワンカン
- ジイン
糸東
- ジッテ
- ジオン
- ジイン
- 松風
- ワンシュー
- ローハイ
- バッサイ大
- バッサイ小
- トマリバッサイ
- 松村バッサイ
- コソークン大
- コソークン小
- コソークンシホ
- チントー
- チンテ
- セイエンチン
- ソーチン
- ニーセイシ
- 五十四歩
- ウンシュー
- セイサン
- ナイファンチン初段
- ナイファンチン2段
- ナイファンチン3段
- アオヤギ(セイリュウ)
- ジューロク
- ニーパイポ
- サンチン
- テンショー
- セイパイ
- サンセイル
- サイファ
- シソーチン
- クルルンファ
- スーパーリンペイ
- ハクチョー
- パチュー
- ヘイク
- パイク
- アーナン
- アーナンコー
- パプレン
- チャタンヤラ・クーシャンクー
和道
- クーシャンクー
- ナイハンチ
- セイシャン
- チントー
- バッサイ
- ニーセイシ
- ローハイ
- ワンシュー
- ジオン
- ジッテ